3月19日、世界知的所有権機関(WIPO)によって発行された最新データによると、トップ50のPCT国際出願人のうち中国企業は7社を占め、2018年に最もPCT特許出願を提出した教育機関トップ50のうち10機関を占める。 2018年、中国の出願人は53,345件のPCT出願を提出し、世界第2位である。
技術分野の中でも、デジタル通信とコンピュータ技術が、公開されたPCT出願の中で最大のシェアを占めている。中国の出願人は上記2分野において、全出願のそれぞれ18.4%と13.1%を占め、第1位と2位である。
BOE Technology Groupは、1,813件のPCT出願で第7位となり、HuaweiとZTEに続いてトップ10の出願人のうち第3位の中国企業となった。 「BOEは、米国、欧州、日本、韓国をカバーしており、世界中で使用可能な7万件を超える特許を保有している。ポートデバイス、インテリジェントインテグレーション、ヘルスケアサービスなど3つのコアビジネスを開発した。LCD、OLED、センサー、AI、ビッグデータ分野の特許も取得した。」とBOEの関係者は述べた。
2018年のPCT出願人のうち、OPPOは2017年の474件から2018年には1,042件まで増加し、ランキングでは23位も上昇して第17位となった。同時に、Tecent、DJI、CSOTもトップ50に入った。
このデータは、中国の大学によって提出されたPCT出願が劇的に増えたことも示している。深セン大学、華南理工大学、その他の2つの大学が初めてトップ10入りした。
(CNIPAウェブサイトに基づくデータ)