3月12日、第十三回全国人民代表大会二次会議は北京人民大会堂で第三回全体会議を開催した。国家知識産権局の申長雨局長は、「部長通道」でインタビューを受けた。
中国国際テレビ局の記者:
知的財産権の保護を強化することについて、現在社会では、国際的な関心が続いている、一方で、疑問の声も出ています。また、今年の政府工作報告書では、知的財産権の保護を全面的に強化することに言及しました。国家知識産権局がどのような実技を採用して、社会の関心に対応しますか。
国家知識産権局の申長雨局長:
ご質問ありがとうございます。この機会に、ニュースメディアの各記者の友人と社会各界の長年に渡る知的財産権の仕事に対する関心と支持に感謝します。知的財産権保護の強化に関して、習近平総書記は何度も重要な指示をしました。今回の政府工作報告書にも相応の展開について言及されました。知識産権局は習近平総書記の重要な指示精神と党中央、国務院の決定配置を真剣に貫徹し、以下のような方面の仕事に力を入れます。
一、全体設計を強化する。知的財産権保護システムの建設方案を制定し、さらに厳重な保護、大規模な保護、迅速な保護と同保護を一体とした知的財産権保護の作業構造を整備する。
二、知的財産権の保護を強化する。知的財産権の審査品質と審査効率の向上に力を入れなければならない。ブランドの審査期間を、昨年の6ヵ月間からさらに大幅な短縮をした上で、今年は5ヵ月間以内に短縮し、高品質特許の審査期間を、昨年の10%からさらに短縮した上で、今年は15%以上も短縮しなければならない。
三、法律法規を整備する。全国人民代表大会に積極的に協力して特許法の改正を行い、権利侵害懲罰的損害賠償制度を確立し、権利侵害の違法行為に対する賠償金を大幅に増額させる。最新の特許法改正案の草案では、故意による侵害行為に対して最高5倍の懲罰的賠償を科すことが規定されており、国際的にも高額である。また、新しい商標法改正の準備を始めた。
四、海外の知的財産権援助センターの建設を模索する。海外での権利保護を強化し、中国の知的財産権を海外でも効果的に保護することができる。
また、「インターネット+」の知的財産権保護を実施し、遡及、オンライン認識、リアルタイム監視などで、保護の効果を高める。また、知的財産権保護センターを建設し、迅速な対応を行う。
出典:新華社