11月13日、中国国家知識産権局は2025年4月30日から意見募集を行った「特許審査指南(専利審査指南)」改正案について、9月18日の第5回局務会議の審議で承認されたとして、11月10日に局令84号で公布し、2026年1月1日より施行することを公示した。
改正内容の要旨は、以下の通りである。
1.新分野や新ビジネスモデルに対する保護制度の改善
①植物品種の定義を明確にし、特許対象範囲を拡大
②AI関連出願に対する進歩性審査の事例追加と出願書類作成要件を明確化
③データ圧縮やストリーミング配信などのビットストリーム特許出願の審査規定の追加
2.早急に対処する必要のある審査基準
①特実同日出願での実案放棄を条件とする発明特許の認可査定
②進歩性判断の明確化、請求項中の技術的特徴が技術的課題の解決に寄与しない場合、一般的に技術的解決手段に進歩性を否定
③悪意の無効宣告請求の規制
3.審査実務上の慣例の明文化
①通常と早期審査の関連規定を明確化
②優先権主張のない分割出願に対する関連審査基準を明確化
③優先権譲渡の根拠書類提出要件を明確化
出典:中国国家知識産権局